皆さん、お元気ですか。
今回は、当店に新商品としてオンリストするA5和牛ザブトンのビフテック(ステーキ)に使用するザブトンと呼ばれる部位について紹介をいたします。
今回、入荷したのはA5ランクの「西郷どん牛」ザブトン。BMS12の商品です。
「西郷どん牛」というブランド自体、初めて聞きましたが、オンタイム感の強すぎる名称で来年以降もこの名前でいけるのか他人事ながら心配でなりません。。
このザブトンという部位は、その名の通り、形状が座布団のような形をしておりまして、肉質の特徴としては肩ロースの中でも抜群のサシの噛みをしています。
食感も柔らかく、味も濃いため、焼肉や小ポーションでの提供では、手軽に濃厚な和牛らしさを楽しめるかなり使い勝手のいい部位だと思います。
英名はChuck Flap、仏名ではMacreuseといい、フランスにおいては、柔らかい部分と赤身寄りでコラーゲンが多く固めな部分をmacreuse à Biftekおよびmacreuse à Pot-au feuと呼び分けてステーキ用と煮込み用として使い分けたりします。
ステーキ用に柵どりをしたブロックです。
ランチタイムでの提供は、ザブトン120gでライス・サラダをセットにして2,400円。
ディナータイムは、ザブトン単品100g~のオーダーで1,880円/100gとなってます。
ザブトンを焼くと、サシの脂が溶け出して肉の周りがコーティングされ、揚げるように調理されます。
結果、表面はカリッと仕上がり、内部はしっとり、プリっと仕上がります。
是非、お召し上がり下さい。
Bistro2983 Chef Patron
Master of Life Science 生命科学修士