皆さん、お元気ですか。
当店は、メキシカンレストランとして、そのスタートを切りました。
私自身と同じで、その経歴は現在と一貫していないわけです。
現在の「Bistro2983」ではフランス料理を提供しておりますが、オープン当初はスパニッシュメキシカンを提供しておりました。
その中で、肉料理の提供を強みとして生き残り、肉料理に特化していくことで現在への繋がっております。
「Bistro2983」の「2983」は、「肉屋さん」のもじりですし、業態変更以前からのゲストの方々もほとんどは当店の肉料理とワインを目当てにお越し下さいます。
そして、肉料理の本質を掘り下げていくと、そこには「”火入れ”の技術」があり、ワインとの相性においては「ソース」の重要性があるわけです。
例えば、ボルドー系の黒い果実系のアロマを持つワインには、カシスのしっかりしたソースを合わせ、黒コショウ系のスパイシーなアロマ成分のあるものには、ポワブラードソースを合わせる、というのがレストランの仕事だと思うわけです(井上旭シェフの発言に感銘を受けて)。
思いは、伝えなければ形にならない。そういった私自身の思いを発信する場所が必要だと考えて、このブログを始めるに至りました。
Bistro2983 Chef Patron